旭川地区では7月26日に幼保小連携の取組として,「旭川生活科・総合的な学習教育連盟 楽習会 保幼小連携研修会」を行いました。本連盟では,「楽習会」という連盟の人に限らず,多くの人で楽しく学ぶ研修会を定期的に開催しています。今回は,昨年度の保幼小の連携についての幼稚園・保育園・こども園へのアンケートの分析結果を基に,これからの保幼小の連携のあり方について考えていきました。 3つのグループに分かれての座談会では,生活科の時間を中核として交流を進めていくことが,活動として取り組みやすいという意見が多かったです。 保育園の先生から「新設された園で,どのように小学校に連絡をするといいのか分からない。」「近くの小学校と連携をしていくには・・・。」という課題に対して,「まずは,同じ時間に近くの公園で遊ぶことをスタートにしてみてはどうだろう。」「まずは,学校に連絡してみる。」「先生同士のつながりが大切。」など参加者で具体的な方策を考えていきました。 また,「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を共有し,スタートカリキュラムを考えていく必要があります。近年の小1プロブレムなどへの対応を,みんなで考えていくことが大切であると改めて感じました。 今回の研修会では,保幼小の連携を深めるために,実際に会って意見を交わすことの大切さを実感することができました。子どもたちも,指導者も,地域も,「つながること」「つなげること」を大切にしながら,本連盟では,こうした取組を続けていきます。
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当日の様子 | ||
第2回 平成30年8月16日(会場〜旭川市立日章小学校) | ||
今年度2回目の学習会では「川の町 旭川」をテーマに,地域に根ざした総合的な学習の単元作りを行いました。 まずは,永山新川を中心に自然の様子や川にまつわる災害の実際の場面,先人たちの開拓の歴史と結びつけながら新しい情報を提供していただきました。今回は実際に川での調査活動はできませんでしたが,映像を用いてイメージを共有することができました。 その後,知り得た情報を踏まえながら,単元作りを行いました。既存の単元に合わせるのではなく,自由な発想で単元を作ることを目標としました。それぞれのチームが魅力ある単元を構成し川を多様な見方・考え方で捉えることで,旭川という町の魅力を再認識できる時間でした。 |
第1回 平成30年6月19日(会場〜東光小学校) | ||
旭川地区連盟では,年に3回程度連盟会員だけではなく,会員外の先生にも案内をし「学習会」を実施し,楽しく学んでいます。今年度の1回目は6月19日(火)に旭川市立東光小学校にて「思考ツールの活用」と「外国語活動の指導方法」について26名の参加者と共に学びました。 思考ツールの活用については,「ベン図」を使って,共通点や相違点を見付けました。社会科の時間や,総合的な学習の時間など,具体的にどのようなときに活用できるかなどを交流することができました。 外国語活動については,8つのゲームやアクティビティを通して,参加者同士が活発に話をしながら活動しました。自然と英語を話せる雰囲気で,楽しく活動することができたという声が多かったです。授業者が,いろいろなゲームを知っていることで,その1時間の中で課題にあったゲームを選択し,活動することができることがわかりました。 講師の米澤先生,木下先生ありがとうございました。充実した学びの時間となりました。 |
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